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AND THE FRIET – PLAYLIST SPRING, 2016

AND THE FRIETのお店を彩るBGMが新しくなりました♪

今回は、渋谷にある多くのDJやアーティストも来日時に訪れる、テクノ・ハウスを中心としたレコードショップのバイヤーさんに、”春”をテーマに選曲していただきました。

Leon Vynehall – Midnight on Rainbow Road
オランダの名門ディストリビューター件レーベルRush Hourが誇る2015年の代表作。心地良きアンビエント・ワールドが広げられたUKポーツマスから現れた次世代のニューカマー・プロデューサーLeon Vynehallによる現在の最高傑作。

Vangelis Katsoulis – The Slipping Beauty (Telephones Rework)
ギリシャの作曲家兼キーボード・プレーヤーVangelis Katsoulisの秘蔵音源アルバム「The Sleeping Beauties」からのシングル・カット。Sex Tags UFOやFull Pupp、The Very Polish Cut-Outsレーベルなどで高き評価を得ている北欧ノルウェイ出身のHenning SeverudによるプロジェクトTelephonesの巧みの技が光る多幸感満点のバレアリック・ハウス・リミックス

Placebo – Inner City Blues
後のテクノポップ・ユニットTelexでも有名な鍵盤走者Marc Moulinが率いたベルギーの伝説的バンドPlaceboが1971年にリリースしたファースト・アルバム「Ball Of Eyes」に収録の作品。Marvin Gayeの名曲を独自のカラーでカヴァーした美しき極上のジャズ・ファンク。

Nohelani Cypriano – Lihue
ハワイの女性シンガーNohelani Cyprianoによる名曲。サンプリング・ネタとしても有名な美しいイントロで幕を開け、そこのキュートな歌声が絶妙が絶妙に交錯する珠玉のメロー/ブギー・サウンドを展開。ハワイ産AOR & ソウルの最高傑作ですね。

Martin L Dumas – Attitude, Belief & Determination (Zaf LoveVinyl Slight Edit)
ディスコ・マニアから絶大な人気を誇るオンラインショップZafs Musicが監修を務める「Private Wax 12″ Series」の第二弾シングル。Martin L. Dumas,Jr.によるモダン・ソウルの逸品をZafLoveVinyl自らがエディットしたDJユースフルな作品。オリジナルの中古市場価格は2000ドルを超えるとのこと。

Risco Connection – Ain’t No Stopping Us Now
Joe Isaacsによる名ディスコ~レゲエ・ユニットRisco Connectionが、あのMcFadden & Whiteheadによる永遠の名作ディスコ「Ain’t No Stoppin Us Now」をカヴァーした1979年の作品。オリジナルとは一味違うトロピカル&レゲエなアレンジがソソリマス。

Bing Ji Ling – See Me Through
incarNationsや、Paqua、Phenomenal Handclap Bandのメンバーとしてもその名を轟かせる才人Bing Ji Ling。ずば抜けたソングライティング&ポップ・センスが光る、躍動感溢れるソウルフルでピースフルなサウンドを聴かせてくれる代表曲。

Lord Echo – Thinking Of You
The Black Seedsのメンバーとしても知られるニュージーランドのMike Fabulousのソロ・プロジェクトLord Echoの初期代表作。Sister Sledgeによる永遠のディスコ・アンセム「Thinking Of You」を独自のフィルターを通した温かなレゲエ・ヴァージョンに焼き直した作品。ジャンルや時代を超えた新たなるアンセム。

Sheila Hylton – It’s Going To Take A Lot Of Dub (Mcboing Boing Laser Dub Edit)
ジャマイカ出身のレゲエ・シンガーSheila HyltonがJaywaxから79年にリリースした「Lot Of Love」を、Golf ChannelのLGKのメンバーDJ McBoingがエディット。オリジナルの雰囲気/心地良さを残しつつも、よりダビーに/ファットに再構築した秀逸なエディット作品。

Sun Ra And His Intergalactic Infinity Arkestra – Love In Outer Space (Vocal)
シーンのキーパーソンGilles PetersonがカリスマSun Raの音源をコンパイルしたスペシャル・アルバム「To Those Of Earth… And Other Worlds」の冒頭を飾った作品。美しくも奇抜なワルツを聴かせてくれるSun Raの醍醐味が体感することができる名演。

Louis Armstrong (Satchmo)- When You’re Smiling
20世紀を代表するジャズ・ミュージシャンの一人SatchmoことLouis Armstrongによる有名過ぎる、そして心温まる名曲。某リンゴ会社のCMデモ使用されていましたね。

選曲/文:渡利一典
Select & Text by Kazunori Watari

AND THE FRIET – PLAYLIST HOLIDAY, 2015

久しぶりの更新となります。
今回は、この季節のお店を彩るピッタリな選曲をしていただきました。

右側のiTunesウィジェットにてお気に入りの1曲を是非見つけてください♪

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1.The Beach Boys – Our Prayer
聖なる静なる狂気、というものを感じさせないマジックがある圧倒的なハーモニー。エゴイズムがエゴイズムの束縛から解放されている、正に祈りの曲。

2.Hi-Gloss – You’ll Never Know (Instrumental)
アーバンR&Bの名曲のレアなインスト・ヴァージョン。歌詞なしで聴いていると、ハートに寄り添う肌理のあるウォームで官能的な演奏とアレンジがより際立って、この季節に沁みます。

3.Sam Smiths – Writing’s On The Wall
2015年の年末映画と言えば『007 Spectre』と『Star Wars』の2択だったと来年の年末は思い出すことは確実。シリーズの近年の傾向を踏まえた正統派ヴィンテージ・バラッドは、映画のスケール感と同調した音調が壮麗。

4.Vangelis – Memories of Green
いくら時代を経てもこの映画の未来描写を越えられない、もはや古典映画からのピアノ・バラッド名曲。

5.Chris Rea – Driving Home for Christmas
こちらは完全な定番ですが、この時期の彼の作品はソングライティング/ヴォーカル/演奏/アレンジ含め全てに滋味な脂がのっていて素晴らしい。

6.HNNY / Solsidan
すべての作品が今日的な浮遊感のあるエンドレス・メロウな作風で近年注目を浴びているスウェーデン出身トラックメーカーの新曲。絶妙なブレイク・ビーツ。

7.Prefab Sprout/Nightingales
ある種の都市生活者の魂の救済ソング・リスト、というものがあったら入っていてしかるべき曲なのでは。クリスマスチックなアレンジの12inch VersionはiTunesにないようなので、オリジナルを。

8.College & Electric Youth – A Real Hero
時代や場所によって人間の関係性もラヴソングも変わる。2010年代のハードボイルドの新しい”型”を示した『Drive』のサウンドトラックより。

9.White snake /Is this love
究極のストレートなラヴソングとも言えるメタル・バラッド名曲。オリジナルが何故かiTunesにないのでアレンジが近いライヴ・ヴァージョンを。

10.Mood Life – Needs (Not Wants)
ヨーロッパで未だに猛勢を振るうディープ・ハウス・リバイバルですが、今の新曲のような当時の曲というのはやはり数多くあり、このトラックとかは正にジャストではないでしょうか。

11.Robert Wyatt – Shipbuilding
音楽における至福の全てがある曲。感覚の喜びを超越した自由や奥行き、高みや慈しみを感じられる曲というのはなかなかない。

12.Chaos In The CBD – Midnight In Peckham
タイトルそのままに、現在のロンドンで音楽的に最も熱気のあるエリアの風景が浮かぶトラック。夜中のPeckhamに立たずむと、まだまだ路地裏は生きていると感じる事が出来る。

13.Chic – At Last I Am Free
Sister Sledgeのヴォーカルが素晴らしい人生バラッド。Robert Wyattの至極のカバーと聞き比べてみる事もおすすめします。

14.Donny Hathaway – This Christmas
ストレートな歓喜と瑞々しさに溢れたヴォーカルと演奏が余りに素晴らしいDonny Hathawayの70年作クリスマス・ソング。

15.The Pogues – Fairytale of New York
こちらは勇壮で高揚感のある演奏とヴォーカルに反して、複雑な環境の夢破れて年老いたカップルの事を歌ったクリスマス・ソング。やはり色々沁みます。

選曲/文:瀧見憲司
Select &Text by Kenji Takimi